2015年1月15日木曜日

六角精児の「相棒」 米沢守 最後の挨拶

1月14日今夜の相棒は「米沢守 最後の挨拶」



最後の挨拶っていうから、何これ??と思っていましたら、やっぱり、米沢が警察を辞めるというか、辞めさせられるという事件が発生したのですね。
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連続して3つも変死事件が発生します。
結果は事件性のないものでしたが、不審死は必ず鑑識が出て行って事件性があるか無いかを徹底的に調査します。それが、本来の鑑識の仕事ですから。




ところが、この3つの事件とも肝心の鑑識アイテムである綿棒に米沢自身のDNAがついていたのです。鑑識としてあってはならない失敗となりました。









しかし、米沢にはそんな失敗を犯すはずなんて全くありませんが、あのいつも憎らしい役の刑事部長は、マスコミの手前米沢を辞めさせる決定をするのでした。








すっかり気落ちした米沢でしたが、杉下右京と甲斐亨が米沢を励ましながら事件の真相解明に乗り出しました。








問題は、なぜ、3件も連続して米沢のDNAがついていたのでしょうか?そこに着目した杉下は、ついに米沢のマンションの部屋に盗聴器があるのではないかとの思いに至ります。






犯人は、米沢が住んでいるマンションの管理人でした。
管理人であれば米沢の部屋に入るのはいとも簡単です。

彼は、昔、セクハラで女性に訴えられ警察に逮捕された過去がありました。
そして動かぬ証拠として彼の手についていた女性の着物の繊維を鑑識から示されたのです。





その結果職場を追われ、結果としてマンションの管理人に落ちぶれた?ことに恨みを持ち、警察と鑑識にいつか仕返しをしてやろうと考えていたのでした。

彼は、米沢が事件で部屋を開ける時を盗聴器で知ったうえで事件現場に米沢を追いかけDNAをつけた綿棒をすり替えていたのでした。





ところが、4つ目の事件は今までと違って足痕がありませんでした。この事件は、たまたま、この事件現場を鑑識に来た米沢の係長が、近くにあった血痕を踏んでしまったことが、米沢にその責任を擦り付けた事件でした。


というのは、その係長は鑑識の鏡と言われ米沢の信頼する係長でした。
あまりに名声が高かった故に、どうしても自分の失敗を表面には出したくなかったのです。



そのため、彼は過去3回の事件で米沢が疑われていて退職は避けられないことを知っていましたので、その状況を利用して自分の失敗を隠してしまおうと考えたわけです。


いくら自分の名誉を守るためでも自分の部下にその責任を押し付けるなんて非道です。
許されることではありません。



結局、その係長は杉下右京に懇々と諭され、結果、警察を辞めることになってしまいました。















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